トーリ・ハンの防湿庫「ドライ・キャビ」にカメラ機材を保管しています。
防湿庫を使用することで、湿気から大切なカメラやレンズなどの撮影機材を守ってくれます。
当記事では、ドライ・キャビのPH-80についてご紹介いたします。
トーリ・ハンの防湿庫「ドライ・キャビ」が便利な2つの理由
- 機材の収納場所を一元化
- 乾燥剤を買わずに済む
1つ目は、今までプラスチック製のドライボックスを使用していたのですが、機材が増える度にドライボックスを買い足すハメになり、どのドライボックスに必要な撮影機材が入っているのか分からなくなってしまうことがありました。
そこで、全ての撮影機材をドライ・キャビに収納することで、必要な機材を探すのに手間が掛からなくなりました。
2つ目は、ドライボックスを使っていた頃は、お菓子などに封入されているような乾燥剤を入れて使用していました。乾燥剤は、定期的に入れ替える必要があるため、面倒に感じていました。
しかし、ドライ・キャビには取り替えの必要のない乾燥剤方式の除湿装置が搭載されているため、乾燥剤を買わずに済むようになりました。
それではレビューしていきます。
PH-80レビュー
スペック
・DRY-CABI PREMIUMシリーズ PH-80(トーリ・ハン)
外寸:400×384×674mm(足含)
(トーリ・ハンHPより抜粋)
内寸:398×320×594(76L)
重量:12kg
LED照明:長さ450mm 1本
庫内と庫外の湿度が分かるアナログ式デュアル湿度計
アナログ式の湿度計が扉に付いていて、庫外の湿度と庫内の湿度・気温が一目で分かります。
測定精度は±5〜7%RH(Relative Humidity, 相対湿度)です。
乾燥剤方式の除湿装置
一般的に除湿庫の除湿方式は、ペルチェ方式と乾燥剤方式の2つに分けられ、トーリ・ハンは乾燥剤方式を採用しています。
乾燥剤方式の利点は、耐久年数が半永久的で故障しない限り使用することができます。
Q. 耐久年数はどのくらいですか?
A. 20年以上ご使用を頂いておりますお客様も大勢いらっしゃいます。
(トーリ・ハンHPより)
ただし、ペルチェ方式と比べると乾燥剤方式は、除湿スピードが遅いことが欠点として挙げられます。
実際、湿度計を眺めていると、庫内の湿度は急速に下がるわけではなく、ゆっくりと下がっていく様子が見て取れます。
カメラ・レンズを保管する場合の湿度は約30〜50%RHの範囲内が最適です。
除湿装置には調節器が付いており、ダイヤルを回すことで庫内の湿度を調節することができます。
庫外の環境などによって、ダイヤルを回して調整する必要がある場合もあります。
(加湿機能はついていないので、湿度を上げたい時は扉を開けるなどの工夫が必要になります)
作動音や振動は全くないので、寝室などでも問題なくドライ・キャビを置くことができます。
棚板
スチール製の棚板で表面には青色のクッションシートが貼られています。
このクッションシートが機材に優しくて、見た目も高級感があって気に入っています。
3枚の棚板がついてきて、それぞれ自由に高さが変えられるので、お好みの高さで機材を入れることができます。
LEDライトの照明
奥行きがあるので、庫内の奥の方はライトが無いとけっこう暗いです。
ですので、このLEDライトがあると奥の方まで照らしてくれてありがたいです。
カメラをディスプレイして眺めて楽しむのにも良い感じです。
裏側にマグネットが付いているので、左右どちらの面でも取り付けることができます。
庫内と庫外に一つずつコンセントがある
庫内にコンセントがあるので、USB充電に対応しているカメラなら庫内で充電しながら保管することができます。
庫外にもコンセントが一口用意されています。防湿庫の上で撮影機材やスマホの充電ができるので便利です。
鍵付きのガラス扉
強化ガラス使用の扉に鍵が付いているので、小さなお子さんのいるご家庭でも安心できますね。
まとめ
防湿庫を使用することで、湿気から大切なカメラやレンズなどの撮影機材を守ってくれるので、購入を検討されている方にぜひオススメです。